宗教法人圓恵寺

暮の釜〆経

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暮の釜〆経

暮の釜〆経

2016/12/15

暮の釜〆経

2016.12.15

 師走の風物詩。市内ではまだまだ残っている寺の年中行事です。町でもお坊さんが東奔西走目につく。自坊では、お荒神と王舎城の御札を持参し檀家廻り回向をする。「釜〆」は今はほとんどなくなってしまった竈(かまど)の火を落とし、そのお蔭に荒神札を祀って廻向をすることに意義がある。「王舎城」は法華経を説く王城である、いわば法華の家柄の証を札にしたものを玄関(本来は外に向け)に付す。効用は家を守護するにある。

 こうした、行事の大切さをどう受け取るか?
ここ数年、お檀家からの問い合わせに「お札間に合ってますから…」。もちろん「いやいや、そういうもんじゃない…」と言い聞かせると理解ができる。町を奔走するお坊さんを目に留めた時、何が大切か説ける絶好のチャンスだと思う。

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