糸

中島みゆきのヒットソング「糸」に着想した映画が封切られた。

歌がヒットするのは、聞く人たちに受け入れられたから。

メロディーだったり、歌詞だったり、あるいは人気歌手が歌うからだったりと様々である。

どんなに良い歌だと世間が評価をしても、すべての人々にとってはそうではない。

　少し前（昭和）に、流行歌ということをよく耳にした。

ヒットソングのこと？　そうかもしれないがそうではないような気もする。

流行歌は、その時代に良くも悪くも世間の話題となった歌謡曲のこと。

その歌を聞くたび、その時代背景が目に浮かぶ。

ヒットソングということばは、今も健在で「いい歌」だからとの評価されればそれなりに、たとえ特定の人たちに限られてもヒットソングになるようである。

　中島みゆきさんは映画「糸」について、いろいろな人が歌ってくれることで様々に彩られる。

今回の映画に新たな「糸」を期待していると言っている。

歌「糸」の歌詞の最後に「逢うべき糸に出逢えることを人は仕合わせと呼びます」人と人、あるいはモノかもしれないが出逢い（縁）は尊いことなのだ。